商品開発
今そこにある「モノ」を
「コト」につなぐ“モノづくり”
地域資源に新たな
「貌(かお)」と「物語」を
中山間地域に行くと、「ここには何もないけぇ」「わしらの代で住む人はおらんようになる」という声をよく耳にします。
けれど、その言葉を聞くたびに思うのです。そんなことはない!と。
そこに住む土地の人にとっては、日常的で“当たり前”だったり、“やっかいもの”だったりする「モノ」たちが、よそ者には魅力的な宝であることが多々あります。
休耕田、ふぞろいな農作物、山林、竹林、空き家、農作物に被害をもたらす動物たちも、出会い・活かし方によっては、次世代につながる地域資源です。その出会いや活かし方を、土地の人・技術を活かし、外の力とも結びつきながら進めるモノづくり。
それが、ふるさと楽舎の商品開発です。
例えば…
間伐材脳活パズル「香具楽(かぐら)」
林地残材になっている間伐材は、災害被害の拡大原因の1つにもなっています。
里の暮らしを守るため、荒廃した里山の状況を多くの人に知ってほしい。そして、里山整備に取り組む仲間を増やしたいという土地の人の想いをカタチにするために、商品開発のプロジェクトに携わりました。
地域の製材所と近隣地にある広島仏壇の技を継承する木工所をつなぎ、
・健康 ・森林保護 などのメッセージを込めた商品を産みだすため、私たちはプロジェクトの進行と商品デザインを行いました。
間伐材脳活パズル
“香具楽(かぐら)”
間伐材を健康長寿の資源にしたい…
檜の香り・木の温もり・伝統技術・デザイン その全てが心と体を優しくつつみこむ
脳に心地良い刺激を与える
「かぐら」は、里と人を活かし紡ぐパズルです